旅9日目。これが東京からの自転車旅の最終日。呉市から江田島を経由して広島市内まで移動。昨日と同様フェリー区間が含まれているので、走行は 77 - 8 = 69 km ほど。

呉を出発して江田島へ。「呉」という漢字とアンカーの記号を混ぜたようなロゴが素敵。

道中、JMU 呉事業所のドックが一望できる場所があったので眺める。スケール感覚がバグる大きさ。すぐとなりには乾ドックがあり、艦艇や作業状況を一望できる。護衛艦の写真については自粛。隣には IHI の施設が並ぶ。一部にレンガ造りの施設が見えて歴史を感じる。

呉基地の潜水艦が並ぶアレイからすこじま公園を通過すると、日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区。茶色に錆びた広大な製鉄所。巨大な高炉とその付属設備がすでに解体されていて、高炉に鉄鉱石やらコークスを流すためのパイプが口を開けている状態が見える。

道中、プラスチック片がタイヤに刺さって焦る。旅全体を通して、安全第一で 45C のグラベルタイヤを選択して本当に良かったと思う。出発前までスピードが欲しくて 35C のセンタースリックと迷っていたけど、トレッドパターンによってはパンクしていたかもしれない。滑りそうな砂利カーブも少なくなかった。

音戸大橋を渡って江田島へ向かう。残念ながらこの日も雨に降られてレインコートで耐えながらのサイクリング。牡蠣の養殖があちこちで見られる。防波堤が低かったりガードレールがない場所が多く景色がよい。潮のかおりも他と比べて感じやすい。

道中、事故現場に遭遇したり、倒木によってサイクリングロードが通行止めになっていたりと想定外のことが起きましたが、無事に切串港から宇品(広島港)まで移動。

市民球場跡地にあるシマウマバーガーで淡路島バーガーを食べて自転車旅を終了。船移動を除いてトータルで 567 km の長旅でした。怪我なく、事故なく、大変に満足です。しかし贅沢な時間の使い方をしてしまったという罪悪感がすさまじいので、自転車での長旅は今回が人生で最初で最後だと思いました。