長野の界アルプスに行った

Author: smly
smly

2024-10-02

長野県に 5泊6日 3泊4日 の旅行に行ってきた。立山黒部アルペンルートには国内唯一のトロリーバス(法律上は電車)と、日本で一番高いところにある遊覧船がある。どちらも来月末に廃止されるとのこと。せっかくなので乗ってきた。

白馬方面のバスには長い列

長野駅の白馬方面のバス停には多くの人で列ができていた。 最近は白馬は三段紅葉であったりレジャーであったり冬以外でも人気があるらしい。 一方でこの時期の大町温泉郷方面はあまり人気がないみたい。

建物も閉館してそのままの状態になっている施設が目立つ。 そんな道を歩いて8分ほどで界アルプスに到着。

界アルプス

特に予定を作らず、立山黒部アルペンルートに行く以外はGemini関連のドキュメントや記事や論文のサーベイをするなどして、のんびり過ごした。 どこの星野リゾートもそうだけど、ラウンジスペースは深夜も開いていて居心地が良い。

気になった点もあって、古い木造建築であればしょうがないところなのだけれど、夜や朝はどすどすと歩く音が響いて聞こえてきた。騒いでいるわけではなく、2Fで部屋を普通に歩いている音が1Fに聞こえる。この音には慣れないので、長いことヘッドホンを付けたりラウンジスペースにいた。

電気バスとトロリーバス

二日目は立山黒部アルペンルートにハイキング。

扇沢〜黒部ダム区間は電気バスになっており、 都営バスで見慣れた日野自動車ブルーリボンを改造した車両が用いられている。 バッテリー容量はTeslaモデル3(2021)のスタンダードレンジと同程度の52.8kWh。 面白いのは充電形式。車載のパンタグラフ経由で充電してる。 独特すぎて最高に面白い。


大観峰〜室堂区間は今年の11月末までトロリーバス(法律的には電車)が運行してる。現存する国内唯一のトロリーバス。 この区間も電気バスに置き換わるとのこと。 運転席には電圧計が配置されている。まるで電車。


ハイキング日和

立川黒部アルペンルートは室堂まで行ってハイキングを楽しんた。 雲一つない天気で最高に気持ちが良い。 地獄谷歩道は火山ガス中毒のリスクがあるため通行禁止。残念。上からでも煙が見えて、ほんのり硫黄の匂いが香る。


近くの居酒屋

帰りは宿の近くにある個人経営の居酒屋で食事した。 お通し3品って書いてるのに7皿もいただいてしまった。 歯に衣着せずに言ってしまうと商売っ気がないのだけれど、それが逆にいい。 背筋を伸ばさずにゆったりと過ごせる良いお店でした。

こういった素敵な店に出会うことができるので、今後とも宿以外の食事も楽しむように旅程を立てていきたい。

予定の変更

当初は黒部峡谷トロッコ列車や白馬岩岳など、その場のノリで7日ほど観光したり部屋にひきこもる予定だった。Gemma Developer Day が面白そうであったので、相当に悩んだあとに旅程を変更して4日の旅とした。これは結果的には良い判断だった。イベントが楽しすぎた。